[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]大人になってから英会話を始めようと思っているけど何から取りかかるべきなんだろう?[/chat]
そんな風に悩んでいませんか?
「洋画を見て勉強したらいいのかな?」
「英会話スクールに通うべき?」
ネット上にはありとあらゆる情報が溢れていて、何から始めたらいいかわからないですよね?
本記事では30歳から英会話学習を始めて3年以上学習を継続している私が、自分の経験をもとに英会話初心者が何から始めたらいいかをわかりやすく解説します。
英会話初心者はまず文法と単語から
まずはじめに、初心者は中学レベルの文法と単語力は押さえておく必要があります。
文法と単語が絶対に必要な理由
文法と単語なんて必要ない!っていう情報も見かけたりしますが、
絶対に必要なんです!
なぜかというと、文法と単語の知識がないと、外国人が話す英語を理解することもできないし、自分の英語も正しく伝えることができないからです。
英語は文法というルールに従って単語が並べられています。
たとえば、
I like baseball. (私は野球が好きです)
という超簡単な文。
I(主語)+ like(動詞)+ baseball(目的語)
このSVO(主語+動詞+目的語)という文法ルールに従って、I(私),like(~が好き),baseball(野球)という3つの単語が並んでいます。
この並びで初めて「私は野球が好きです」という意味になります。
Like I baseball. (???)
極端な例ですが、こんな並び方だと正しく意味を伝えることができないんです。
もちろんこの例は単語数も少ないので、状況から汲み取ってくれるとは思いますが、全ての状況でそれは通用しません。
また、リスニングの場合も同じ理由で、文法と単語が最低限わかっていないと相手の話す内容がチンプンカンプンになってしまいます。
[jin-iconbox07]英会話において最低限の文法と単語は絶対に必要[/jin-iconbox07]
日常英会話を楽しむなら最低中学レベルは押さえよう
日常英会話レベルを目標とすれば、中学レベルの文法と中高レベルの単語で十分対応できます。
たとえば、
- 外国人と友達になって英会話を楽しみたい
- 英語を使って海外旅行を楽しみたい
- 英語で道案内したい
上記のようなことができればいいなと思っている人なら中学レベルでOKです。
なぜなら、難しい表現を使わずに、中学レベルの文法と単語でたいていのことは言い換えて表現できるからです。
例を挙げます。
I wish I could buy the bag.
(あのバッグが買えたらなあ)
高校文法の仮定法を使ったこの例文でも、
I really want the bag , but I can’t buy it.
(あのバッグがすごい欲しいけど買えない)
シンプルな文章に言い換えて表現できます。
完全にニュアンスまで同じではないかもしれないけど、自分の言いたいことは伝わりますよね。
英語はコミュニケーションツールです。
自分の知っている単語と文法を使って、相手に自分の言いたいことを伝えることができれば会話は楽しめます!
さらに上を目指すなら
英会話中級者以上を目指すなら、高校レベルの内容やさらにレベルの高い単語も覚える必要があります。
- ビジネスで英語を使いたい
- 英語圏に住みたい
このような場合は、高校レベルの文法もマスターして、さらに語彙力もあげないといけません。
なぜなら、リスニングになると知識がないと理解できなくなってしまうからです。
スピーキングなら簡単な単語と文法を使って文をつなげればメッセージは伝わりますが、リスニングは単語の知識がないと意味がわかりません。
Are Tokyo Olympics being held with no spectators?
(東京オリンピックは無観客で開かれているの?)
spectator(観客)の意味がわからないと答えられない疑問文ですよね。
文法と単語の知識が豊富であればあるほど、より洗練された英語を話せると同時に、相手の話している内容が理解できるようになります。
中級者以上を目指す人は、高校レベルの文法、レベルの高い単語も勉強する必要があります。
単語と文法を勉強していくための2つの方法
文法と単語の必要性はわかったけど、どうやって勉強すればいいの?と思いますよね。
ここからは単語と文法をどうやって勉強していけばいいか、英会話の視点から解説していきます。
①単語帳や文法書ベースで学ぶ方法
まずは、中学レベルからセンター試験レベル(現在の共通テスト)の単語帳と中学レベルの文法が学べるテキストを選んでみてください。
私は下記記事の単語帳を使って基本単語を学びなおしました。
文法書はキク英文法 聞いて覚えるコ-パス英文法 /アルク(千代田区)/一杉武史を使いましたが、高校レベルの文法書なので、超初心者さんはこちらがおすすめ。
わかりやすいし超基本から学びなおせます。
でもテキストを読むだけというのはおもしろくもないし、話せるようにもならないです。
私たちは実際に学校教育で文法と単語は学んできたものの、話せるようになってないですよね。
英会話の観点から大事なのは、
載っている単語や文法が実生活で使えるイメージができるかどうか、そしてその知識を口に出してアウトプットすること。
たとえば、abolish(廃止する)という単語を私たちの実生活で使うイメージが持てるでしょうか?
日本語でも普段の生活であまり使わないですよね。もし自分が英会話で使うイメージが持てなかったらスキップするのもありです。
では、unique(独特の)はいかがですか?
きっと実生活で使えるイメージができると思います。
His hairstyle is unique.
(彼の髪型は独特だな)
The way he talks is unique.
(話し方が独特だな)
自分が普段使いそうだなと思えた単語や文法知識を実生活で使える文にして積極的にアウトプットしていきましょう。
②自分の経験をベースに学ぶ方法
そうはいっても単語帳や、文法書ベースでゴリゴリ学ぶのって苦痛でしかないですよね。
私自身もそうでした。
そこでもう一つのアプローチもご紹介します。
自分の経験をベースに覚えていく方法です。
どういうことかというと、英語日記や独り言で自分が言いたいと思った日本語を英語にしてアウトプットする方法です。
何て言えばいいかわからない表現に出会ったときに、ググったりして調べた単語や文法を自分の知識にストックしていくというやり方です。
たとえば、私は仕事でよく部下に注意するのをためらってしまうことを悩んでいたのですが、
自分が甘いから彼のミスをついつい大目に見てしまうんだ。
この文を英語で言いたいときに、
「甘いってなんて言うんだろう?sweetかな?」
「大目に見るって単語あるの?」
という疑問が生まれ、行き詰ってしまいます。
そこで調べてみると、lenient:情け深い、甘い、overlook:大目に見るとわかって、
I’m so lenient that I tend to overlook his mistakes.
という英文が作れました。
この時に覚えた、lenientやoverlookは、自分のオリジナル文章で実際に使えるので印象に残り記憶に残りやすいんです。
文法知識が0だと毎回文法内容を調べないといけなくなるので最低限の文法はわかっていた方が良いです。
スキマ時間を使って話したい文章を考えてみて、アウトプットする練習をしてみてください。
初心者の場合発音はどう学ぶべきか
文法と単語の必要性についてふれてきましたが、発音はどうしたらいいの?って思ってしまいますよね。
発音もなるべく初期段階から学んだほうがよいです。
[box05 title=”発音を学ぶ理由”]
- 相手に自分の英語を正しく伝える
- 英語を聞き取れるようになる[/box05]
発音を身につけると自分の発生した英語が相手に正しく伝わります。
ただそれだけではなく、ネイティブの英語が聞き取れるようにもなります。
vaccine(væksíːn ヴァクシーン)をワクチンと覚えていたらいざこの単語を聞いたときに意味がわかりませんし、自分で話す時も相手に伝わりません。
正しい発音を身につけることは英会話においてとても大事なことです。
しかし、あれもこれも初心者が取りかかるのは大変なので、
文法と基本単語を固めながら同時進行で発音も矯正していくと良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では英会話を始めようと思っている人、始めたばかりの方に向けて何から勉強したらいいかをお話しました。
英語学習においても基礎は本当に大事で、文法と単語の知識は欠かせません。
英会話初心者が最初に目指すべきは会話で使える英文法のマスターと、会話で使える3000語の語彙力をもつこと。そして正しい発音も少しずつ学んでいくこと。
最低限の日常英会話ができるようになります。
そこからさらに語彙を増やしたりしていけばもっと深い会話までできるようになっていきます。
基礎を大事にして英会話学習に臨みましょう!
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