「英語の独り言が効果的と聞いたことがあるけどやり方がわからない」
「英語がペラペラになりたいけど留学に行くお金も時間もない」
「いきなり独り言って難しそうだけど自分にもできるかな」
こういった疑問に答えます。
筆者である私は、留学経験なく独り言とオンライン英会話のみで英語が話せるようになりました。
本記事では3年以上独り言を継続した私が、
- 英語の独り言の具体的なやり方(レベル別に具体例あり)
- オンライン英会話も活用すれば日本でペラペラになれる
これらを解説していきます。
英語の独り言の具体的なやり方をご紹介
独り言とは言ってもいきなり何を話せばいいかわかりませんよね。目の前に架空の人物がいることを想定し、物事を説明していくイメージです。
初心者の場合はいきなり英語で話すのは難しいと思います。最初は言いたい日本語を考えて英訳するというやり方でOKです。継続していけば英語脳が身につき、日本語を介さなくても話せるようになります。
独り言には2パターンあります。
- 自分のことを説明する
- 周りにあるものを説明する
順番に解説します。
①自分のことを話す
日本語でも、普段の会話で自分のことを話すことが一番多いですよね。話題は何でもOK。
- 今日の出来事
- 楽しかったことや悲しかったこと
- 自分の目標や夢
- これからの予定
- 仕事の悩み
などなど。
「明日までにレポート提出しなきゃ」
「来週引っ越す予定なんだよね」
皆さんもこういった会話をよく耳にするのではないでしょうか。
I have to hand in the report by tomorrow. 「明日までにレポート提出しなきゃ」
I’m moving next week. 「来週引っ越す予定なんだよね」
言いたいことが出てこなければ、これは独り言なのでググって調べてもOKです。
最初は2~3文作って言うだけでもかなりの負荷がかかってしんどいと思います。私もそうでした。時間はかかってもいいので継続することが上達の近道です。
使った表現
- have to(~しなければならない)
- be doing(~する予定 ※確定した近未来の表現)
できるだけ自分がインプットした文法や単語を独り言でアウトプットするように意識すれば、会話で使える表現が増えていきます。
②周りにあるものを説明する
自分の周りにあるものや、目に見えるものを英語で説明するやり方です。
例えば、電車に乗っていて新聞を読んでいる男性がいるとします。
①There is a man who is reading a newspaper on the train.
または、スタバで英語の勉強をしている学生を見て、
②The student is studying English at Starbucks.
ここでも、①ではThere is 構文、関係代名詞のwho、②では現在進行形の文法を使っています。自分の持っている知識をアウトプットするイメージで継続していきましょう。
独り言のコツと具体例をレベル別にご紹介
独り言をする際に、短い文章で終わってしまい次に何を話したらいいか行き詰ってしまうことはよくあります。私も最初はそうでした。
この時に役に立つのが
[jin-iconbox03]5W1Hを意識して説明する[/jin-iconbox03]
5W1Hとは、
いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)
の頭文字で、物事を伝えるときに役に立つ知識として有名なのでご存知の方も多いかもしれません。
この知識を活用して独り言の具体例を紹介していきます。レベル別に紹介していくので初心者の方も安心してくださいね。
独り言具体例(初心者編)
初心者の場合はいきなり長い文章を作ろうとしてしまうと負荷がかかりすぎてかなり難しいです。
したがって、短い文章をたくさん作っていくことをおすすめします。もちろんその際にインプットした知識を応用するようにしましょう。
先ほどの例文を使って説明していきます。
I’m moving next week. 「来週引っ越す予定なんだよね」
この文章では、いつ、だれがというのはわかっていることなので、why where how を使って補足説明していきます。
I’m moving to Hiroshima next week, because I have gotten transferred.
I will go there by airplane.(来週広島に引っ越す予定なんだよね、転勤になったから。そこへは飛行機で行くよ)
このようにして、初心者の場合は短い文章でも5W1Hを使って文章数を増やしていくことをおすすめします。もちろんわからない表現で行き詰った場合は調べてもOK。
ただここでちょっとしたコツをご紹介。
わからない表現は他の言い方に変えられないか考えてみる
ここでは転勤になるという表現をget transferred としていますが、もしこの表現が思い浮かばなければ、
I’m going to work at another office from next week. (来週から別のオフィスで働く予定です)
get transferredと言えればよりスマートかもしれませんがこちらの良い方でも意味は通じます。
完璧に直訳しようとすると毎回行き詰ってしまうので、できるだけシンプルに伝えられないか考えるようにしてみてください。そうすると、案外簡単に英語が話せるものです。
独り言具体例(中級者~上級者)
話すことに抵抗がなくなってきたら、色んな文法を駆使して文章も長く作れるように工夫してみてください。あまり使い慣れていない表現を敢えて使ってみるのもおすすめです。
I have to hand in the report by tomorrow. 「明日までにレポート提出しなきゃ」
こちらの例文から応用させて、
My boss told me to make a formal report on today’s meeting by tomorrow, which drove me nuts. I have to hand it in as soon as possible, otherwise he will hit the roof.
(上司が今日の会議の正式な報告書を明日までに作るように言われて気が狂いそう。なるべく早く提出しなきゃ。でないと激怒するだろうな。)
こちらの文は文を先行詞にする非制限用法の関係代名詞を使っています。そのほか、drive someone nuts(気を狂わせる) , hit the roof(激怒する)という表現を使っています。
※文法用語そのものは覚える必要は全くありません。
このようにして、持っている知識を最大限に活用して独り言でアウトプットしてみましょう。使える表現がますます増えてペラペラに近づいていきます。
オンライン英会話も活用すればさらにペラペラに
ここまで独り言のやり方についてお話しましたが、独り言にも弱点があります。
独り言の弱点:予想だにしていない質問・話題をふられたときに対する瞬発力
独り言の場合は自分の話したい話題、使いたい表現を選んで頭で文を作っていくことになりますが、
実際の会話では、自分の用意していることだけ話題を振られるわけではないですよね。
咄嗟にそういった状況に対応するにはやはり実際の会話で鍛えていく必要があります。
その方法はというと、
オンライン英会話サービスを利用しましょう!
実は私も今でもほぼ毎日30分レッスンを受けています。
自分がどんなことを言えなかったか、どんな時にミスするのか復習することで英会話力アップにつながっていきます。
独り言に加えて、オンライン英会話も利用して、日本でペラペラを目指しましょう!
まとめ:独り言を正しいやり方で継続し、オンライン英会話と掛け合わせれば留学せずにペラペラになれる!
いかがでしたでしょうか?
今回の記事は英会話力アップに不可欠な独り言の具体的なやり方をお話しました。
独り言は無料で家でもどこでもできてしまいます。初心者の頃は文章1つ作るのにも苦労しましたが、継続するとみるみる力が付いてきます。
[box05 title=”独り言のやり方まとめ”]
- 自分のことを話す
- 周りにあるものを説明する
そしてそれらを5W1Hを意識して情報を付け足していく
初心者の場合は
- 短い文を多く作る
中級者以上は
- 使いたい表現などを使い、文章を長くしてみる[/box05]
そして独り言をやりながらオンライン英会話も利用すればきっと皆さんの英会話力もグンと上がります。ぜひ試してみて下さい。
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