- 英単語・英熟語 ダイアローグ Basic 1200という単語帳を見かけたけど実際どうなんだろう?
- 実際にダイアローグ1200を使った人の効果と使い方を聞いてみたい。
そんな方に向けてこの記事を書いています。
[box02 title=”この記事を読んでわかること”]
- 英単語・英熟語ダイアローグBasic1200のメリットとデメリット
- この単語帳の効果的な使い方
- 6カ月間徹底的に使い込んで得られた効果[/box02]
私は30歳で英語学習を始め、さまざまな学習教材を活用しながら3年以上勉強を継続しています。現在は留学なしでネイティブと日常会話ができるレベルになりました。
この単語帳は日常生活で話されるさまざまなトピックをもとに計171のダイアローグが収録されています。生きた会話文の中に、厳選された見出し語1200語が散りばめられています。
[box05 title=”ダイアローグBasic1200の特徴”]
- 自然で生きた会話文の中で単語の使われ方がわかる
- アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア4か国の発音に対応している
- オーバーラッピングやシャドーイング教材に最適
- スロースピードの音声もダウンロード可能(初心者にも最適)[/box05]
この中でも私が良かったと感じたのはシャドーイングに最適なところです!つまりリスニング力アップに役に立ちます。
目次ダイアローグ Basic 1200の対象レベルは?
まずはダイアローグ basic1200に記載してあるレベルは以下の通りです。
[jin-iconbox08]TOEIC500~650点を目指す人[/jin-iconbox08]
ちなみに私が初めてこの単語帳に取り組んだときの英語力は、
- 高校レベルの文法が一応は理解できている
- 英会話は簡単な文が少し話せる程度
- リスニングは大の苦手で何回も聞き直していた
上記のレベルで取りかかってみたものの、始めは難しくて挫折しそうでした。文法の理解はしていたつもりでしたが実際の会話スピードになると理解が追い付かず、何を言っているかわかりませんでした。
私が実際にダイアローグBasic1200を使って感じたのは、
[jin-iconbox06]思ったより難しい、TOEIC700点以上狙える本である[/jin-iconbox06]
ということ。
私が感じたおすすめできる対象者は、
[jin-iconbox08]TOEIC600点前後くらいの英語力がある方[/jin-iconbox08]
かなと思います。
リンク使い込んでみて感じた、ダイアローグ Basic 1200のメリットとデメリット
ここから6カ月間実際に使い込んでみて思ったメリットとデメリットをお伝えします。
ダイアローグ Basic1200のメリット
[box05 title=”メリット”]
- 自然で生きた会話文の中で単語の使われ方がわかる
- 4か国のアクセントに慣れることができる
- オーバーラッピングやシャドーイング教材に最適
- スロースピードの音声もダウンロード可能(初心者にも最適)[/box05]
自然で生きた会話文の中で単語の使われ方がわかる
ダイアローグBasic1200は全て会話形式になっているので、収録単語が会話の中でどのような使われ方をしているかがわかります。
お堅い文章ではなくカジュアルな会話文なので、英会話力を磨きたい人にも最適です。
4か国のアクセントに慣れることができる
6名の登場人物がいて、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの4か国の発音に対応しています。
日本ではアメリカ英語に昔から触れることが多いですが、TOEICなどの試験はもちろん、あらゆる場面で各国の英語に対応できることが望ましいです。
[jin-iconbox06]イギリス・オーストラリア英語は個人的に慣れるまで聞き取りにくかったです[/jin-iconbox06]
オーバーラッピングやシャドーイングに最適
1ストーリーが短く1分弱で終わるのでオーバーラッピングやシャドーイングに最適な教材だと感じました。
オーバーラッピング
英文を見ながら、音声と同時に発音する。
シャドーイング
英文を見ずに、音声より少し遅れて発音する。
これらはリスニング力や発音強化に効果的です。自然な会話文なので特定の単語に不自然なアクセントがなく、シャドーイングするのに良い教材です。
スロースピードの音声もダウンロードできる
スロースピードはかなりゆっくりめなので初心者が聴くには最適だと思います。前述したようにオーバーラッピングやシャドーイングに最適な教材なので、このスロースピードは初心者にとってとても助かります。
[jin-iconbox06]私も初めてこの教材に取り組んだ時はナチュラルスピードはかなり速く感じたのでこれは助かりました[/jin-iconbox06]
ダイアローグ Basic1200のデメリット
[box05 title=”デメリット”]
- 単語帳単体としては少し非効率的
- 基礎文法は理解できていることが前提
- 2012年以降改定されていない[/box05]
単語帳単体としてはあまり効率的ではない
ダイアローグ Basic 1200は全171トラックあり、1つ1つ丁寧にすすめていくと1冊仕上げるのにかなり時間がかかります。
「この本で語彙を増やすぞ」というよりはリスニング教材として「使い込んで結果的にボキャブラリーが増えた」というのが個人的には理想かなと思います。
基礎文法は理解できていることが前提
各ストーリーにおいてそれほど難しい文はありませんが、文法の解説などはありません。
したがって、高校レベルの文法は理解できていることが望ましいです。もちろん完璧である必要はないですが、一部仮定法等も使われているので理解できている方が良いです。
2012年以降改定されていない
こちらは三訂版となっており今までも改定されてきていますが、2012年に改訂されてからはそのままになっています。だからと言って情報が古すぎるとは感じませんでしたが、そろそろ新しい情報がほしいなと個人的には感じました。
ダイアローグ Basic1200の効果的な使い方
前述したようにこの教材は単語を覚えるために使うというよりは、リスニング教材として使いながらついでに語彙も増やすというのが理想的だと感じます。
したがって、おすすめの使い方は、
- スクリプトを見ずに音声を聴く(2~3回)
- スクリプトを見て音声を聴く(2~3回)
- 単語の意味と日本語の意味をチェックし、内容を理解
- スクリプトを見ながらオーバーラッピングまたはシャドーイング(10~20回)
- スクリプトを見ずにシャドーイング(10~20回)
オーバーラッピングとシャドーイングはリスニング力アップに最適です!何回も繰り返して英語のリズムを体に染み込ませましょう!
また時間が経つと忘れてしまいます。定期的に復習しながら進めていきましょう。
[jin-iconbox06]私の場合は各トラック計50回ほどシャドーイングを行いました[/jin-iconbox06]
内容や文章を丸暗記してしまうくらいやりこみました。
6カ月間使い込んで得られた効果
[jin-iconbox09]リスニング力がアップ【TOEICリスニングセクション400点超え】[/jin-iconbox09]
シャドーイングを徹底的にやりこんだ結果、リスニング力が大幅にアップした実感があります。オンライン英会話でも講師のスピードについていけるようになってきました。
TOEICでもリスニングセクションは400点を超えるレベルになり、完璧ではありませんが内容はほとんどの問題は理解できます。
私のリスニング力アップに関してはダイアローグBasic1200が効果的だったと断言できます。
まとめ:ダイアローグBasic1200はリスニング教材として使い込もう!
以下が本記事のまとめになります。
[jin-iconbox08]対象者:TOEIC600点前後くらいの英語力がある方[/jin-iconbox08]
[box05 title=”メリット”]
- 自然で生きた会話文の中で単語の使われ方がわかる
- 背景知識が身につく
- シャドーイング教材に最適
- アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア4か国の発音に対応している
- スロースピードの音声もダウンロード可能(初心者にも最適)[/box05]
[box05 title=”デメリット”]
- 単語帳単体としては非効率的
- 基礎文法は理解できていることが前提
- 2012年以降改定されていない[/box05]
[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”] おすすめの使い方
- スクリプトを見ずに音声を聴く(2~3回)
- スクリプトを見て音声を聴く(2~3回)
- 単語の意味と日本語の意味をチェックし、内容を理解
- スクリプトを見ながらオーバーラッピングまたはシャドーイング(10~20回)
- スクリプトを見ずにシャドーイング(10~20回)
[jin-iconbox09]得られた効果:リスニング力がアップ【TOEICリスニングセクション400点超え】[/jin-iconbox09]
ダイアローグBasic1200は単語帳でありながら、リスニング教材としてとっても優秀です。リスニング力をアップさせてついでに語彙も増やしたいと思っている方はぜひ活用してみてください。
リンク最後まで読んでいただきありがとうございます。
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