[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]英会話を学んでいるけど、ネイティブの英語がほとんど聞き取れないんだよな。聞き取れないと会話にならないし、リスニングには聞き流しが良さそうだけど実際どうなの?[/chat]
そんな風に悩んでいませんか?
始めに結論からお話すると、
ただ英語を聞き流ししてもリスニング力が上がることはありません。
特に初心者の人にとっては、ただの雑音を聞き続けているのと同じなんですよね。
今回の記事では、30歳英語力0から学習を始めてTOEICリスニングセクション420点の私が、
聞き流しリスニングが効果ない理由と、リスニング力がアップする具体的な方法をお話します。
[box02 title=”この記事を読んでわかること”]
- 英会話においてリスニングが超重要な理由
- 聞き流しリスニングの効果がない理由
- リスニング力をアップさせる具体的な方法[/box02]
リスニング力を上げないと英会話は楽しめない
英会話を学ぶにあたって、スピーキングばかりに目を向けてしまいがちですが、
リスニング力も同様もしくはそれ以上に大切なんです!
なぜなら、相手の言っていることが理解できないと、仮に英語が話せても何を話したらいいかわからないからです。
実際に私自身も、これまでテキトーに愛想笑いをしてみたり、まったく見当違いな返答を何回もしてきました。
あとになって、申し訳なくなったり、自分にふがいなさを感じたりしてしまうんですよね。
結果、英会話が楽しめない時期がありました。
[jin-iconbox06]リスニングは英会話に必須![/jin-iconbox06]
リスニング聞き流しトレーニングが効果なしの理由
冒頭でも触れたように、初心者の場合、英語を聞き流すだけではリスニング力はまったく伸びません。
中上級者の場合も、効果としてはやらないよりはマシ程度です。
その理由をお話していきます。
- そもそも単語を知っていないと意味がわからないから
- 自分で正しく発音できないと聞き取れるようにならないから
以上の2点です。
1つ1つ見ていきましょう。
単語の意味を知っていないと聞き取れない
語彙力が少ない場合は、いくら英語を聞いても、知らない単語はただのノイズに聞こえてしまいます。
初心者の場合は特に、知っている単語が少ないので英語がノイズだらけです。
いくら聞き流しをしても、
知らないものは知らないし、語彙力が上がるわけではないので、永遠にノイズのままです。
まずは中学生~高校基礎レベル程度の単語力は英会話には必要です。
自分で正しく発音できないと聞き取れない
意外かもしれませんが、正しく発音できなければ英語は聞き取れません。
なぜなら、大人になってから英語を学びなおす私たちは、日本人的なカタカナ発音が染みついてしまっているので、
自分の思い描いている英語の音と、リアルな英語の発音に差があるんです。
I want to go home.(家に帰りたい)
カタカタ発音で「アイウォントトゥゴーホーム」と認識している
実際にネイティブの発音では、「アィワナゴゥホゥム」のように発音されます。
いざ聞いたときに自分の予想した音と違うので、「えっ!?」となってしまうわけです。
聞き流しをし続けても自分の発音がネイティブに近づくことはありませんよね。
大人になってから聞き流しを続けて英語が聞き取れるようになるのは不可能に近いです。
初心者の正しいリスニング学習法
では、正しい方法でリスニング力を飛躍的に上げる方法は何かというと、
- 自分の発音をネイティブの発音に近づけること
え?リスニングを鍛えるために自分の発音を良くするの?と不思議に感じますよね。
でも聞き取れない理由が、「自分の思っている発音と実際のネイティブの発音が違うから」という理由を考えれば理にかなっています。
I want to go home.(家に帰りたい)
ネイティブ発音の「アイワナゴゥホゥム」と認識している
この例のように、「アイワナゴゥホゥム」と正しく発音できるということは、
ネイティブに同じように発音されても理解できます。
つまり、自分の発音をどんどん正しくしていけばリスニング力も伸びていくわけなんです。
そして、発音を向上させるためのコツは以下の通りです。
- 発音記号を覚える
- オーバーラッピングやシャドーイングで体に染み込ませる
- 自分の発音をチェックする
大人になってから発音を伸ばすには、ネイティブ英語を聞くだけでは到底不可能です。
そこで、発音のルールを知っておくことを私はおすすめします。
発音記号を始めに覚えて、それをベースに英単語を覚えていくと無駄なく正しい発音が身に付きます。
もちろんそれだけでは不十分なので、
正しい発音でオーバーラッピングやシャドーイングをしながら体に染み込ませていきます。
リエゾンやリンキングと言われる音の変化の例外もありますが、初心者の場合は基本の発音記号だけでもかなり効果があります。
Siriやボイスレコーダーを使って自分がネイティブに近い発音ができているか確認しましょう。
まとめ:リスニング向上のカギは正しい発音
いかがでしたでしょうか?
意外かもしれませんが、記事の通り、リスニング力を上げるには発音矯正がてっとり早いんです。
もちろん、ネイティブと遜色ない発音を身につけるには相当な努力が必要ですが、
発音記号通りに発生すること自体はそれほど難しくありません。
今リスニング力アップに困っている場合は今回の方法をぜひ試してみてください。
きっと英会話がもっと楽しめるようになりますよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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