[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]単語帳を何周もしたのに覚えられない単語がまだまだある。自分の記憶力が悪いんだろうか。なんとか確実に覚える方法はないだろうか?[/chat]
そんな悩みを解決します。
単語帳を使って英単語を覚えるときに、どうしても覚えられない単語ってありますよね?
そこで本記事では、英語学習歴3年の私(2021年8月現在、英検準一級)がどうしても覚えられない単語に遭遇した場合の解決方法について解説します。
どうしても覚えられない単語=単語帳を何周もしたのに覚えられない
まず大前提として、本記事でいう「どうしても覚えられない単語」は、単語帳を何周も回したにも関わらず覚えられない単語のことです。
基本的な単語の覚え方については以前に記事で取り上げています。
ただ、その方法で何周回しても覚えることができない単語はきっとありますよね?
後述しますが、今回紹介する方法は全ての単語に行う必要はなくて、覚えられない単語にのみ適用してみてください。
きっと単語の暗記がもっと楽になるはずです!
覚えられない単語の覚え方①:画像(イラスト)で覚える
まず1つ目に、画像を使う方法です。
単語帳にイラストを書き込む
単語帳の隙間にその単語を連想させるイメージイラストを書き込むのがおすすめ。
文字ばかりだと印象に残らないのに、写真やイラストがあると記憶に残ることは単語に限らずよくあります。
私自身も、この方法で覚えられない単語をイメージで連想できるようになりました。
「でも、絵心がないし上手く描けそうにないなあ」
という心配はありません。
下手な絵でも意味が分かれば全く問題なしです!誰かに見せるものでもないです。
Google画像検索も活用しよう
上手い下手以前にどんなふうに描いたらいいかさえわからない場合もありますよね。
そんな時はGoogle画像検索を活用しましょう!これめちゃくちゃ便利です!
たとえば、
scrutinize:~を精査する、詳しく調べる
という単語が私は全然覚えられませんでした。
そこで、Googleでこの単語を検索。
そこで出てきた画像を参考にこんなイラストを描きました。
これ以降scrutinizeという単語に出会ったときこのイラストのイメージが思い浮かぶようになり、長期的に覚えることができています。
名詞と動詞が同じスペルの場合があるので、動詞の画像検索の場合は、ingをつけて検索すると上手くいきやすいです。
覚えられない単語の覚え方②:覚えている関連語を書き込む
また単語帳に書き込む方法ですが、すでに知っている関連語を空いているスペースに書き込むと覚えやすくなります。
たとえば、
notion:概念、考え
という単語が覚えられないとします。
そこで自分がすでに覚えた単語で似た意味を持つ「idea」をスペースに書き込みます。
もし同じ単語帳の中に「idea」が収録されていたらそこには「notion」と書いてみてください。
そうすることでnotionという単語に出会う回数が増え、記憶の定着を助けてくれるんです。
これは類義語に限ったことではなく、関連性のある表現を紐づけて覚えることはかなり効果的です。
DISTINCTION2000より
past:過去
in the past(昔は、過去に)、at present(現在は)、in the future(将来に)
pastを使った表現として、in the past、
それに関連して at present, in the futureが書かれていて、これらを関連付けて暗記することで記憶の定着が良くなります。
覚えられない単語の覚え方③:リスト化して敢えて独り言や英会話でアウトプット
少しテクニックがいるので中級者向けですが、覚えられない単語をリスト化しておいて、独り言やオンライン英会話、実際の会話の際に使おうと意識してみてください。
独り言で覚えられない単語を使ってアウトプットしまくる
覚えられない単語をリストアップしひたすら英作文してアウトプットします。
- 単語帳の中で覚えられない単語をリスト化(アプリやノートなどに)
- 通勤中、待ち時間などにその単語を使った簡単な英作文
- 意味をイメージして感情をこめながらひたすらアウトプット
少し負荷が強い方法ですが、やっぱり実際に使うのが効果的です。
メモにリスト化さえしておけば、スキマ時間を使って独り言は取り組めるのでおすすめ。
作る文章はシンプルで簡単な文でOKです。難しく考えすぎると時間がかかりすぎてしまいます。
たとえば、
magnificent:壮大な
という単語をがリストに入っている場合、
How magnificent this room is!
That was the most magnificent landscape that I had ever seen.
こんな感じで自分の持っている知識の中でなるべく多くアウトプットすると自然に覚えていきます。
英会話で敢えてその単語を使おうとする
英会話でも積極的に使おうと意識してみてください。
もちろんトピックによって使えない単語もありますが、使おうという意識が記憶の助けになります。
また実際に使った場合はそのストーリーとともに印象に残りやすいです。
英会話に臨む前に、あらかじめ会話のネタを決めておいてシミュレーションをしておくと実際に使える使える確率が上がります。
オンライン英会話の場合はこの方法はかなり有用なのでおすすめです。
自分でトピックを決めておいてストーリーをシミュレーションしておき、
「今だ!」
という時に使う感じです。
先ほどの magnificent を使いたい場合、
過去に旅行でペルーのマチュピチュに行った時の話題にしようと決めておきます。
(実は過去にマチュピチュに行ったことがあります。当時は全く英語は話せませんでしたが)
私: In the past, I visited Peru to see Machu Picchu.
(昔、ペルーにマチュピチュを見に行きました。)
先生:Oh, really? How was it?
(そうなの?どうだった?)
私:Well, the experience was amazing! The landscape was magnificent!
(そうですね、素晴らしい体験でした!景色が壮大だったんです!)
このようにあらかじめ会話の進行を予測し、いざタイミングが来たら使います。
話の内容とともに印象に残り、記憶の定着に繋がるのでおすすめです。
注意点:必要な単語にのみ行うべし
ここまでなかなか単語が覚えられない場合の対処法として3つの方法をお話しました。
ただ、今回の方法はあくまでもなかなか覚えられない単語に行うべきで、すべての単語にする必要はありません。
なぜかというと、1つ1つの単語にこの方法を適用していたら単語帳を終えるまでに時間がかかりすぎてしまって効率が悪くなるんです。
1つ1つGoogleで調べて丁寧に絵を描いたりしながら単語帳に取り組むと周回するのが遅くなってしまいます。
あくまでも回転率を速めることが戦略としては大事なので、今回の方法は、なかなか覚えられない単語に適用してください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、なかなか覚えられない単語の覚え方を3つご紹介しました。
[box05 title=”覚えられない単語の覚え方”]
- 画像(イラスト)で覚える
- 覚えている関連語を書き込む
- リスト化してアウトプット[/box05]
あくまでもなかなか覚えられない時の手段ですが、実際に行ってみてかなり有効でした。
もし正攻法で覚えられない単語があって困っている場合はぜひ活用してみてください。
最後まで読んでいただきありがとございます。
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